素材市場

新鮮な魚やエビを使った、栄養豊富でおいしいスナック「素材市場」シリーズに、
低流通魚を使った、これまでにない新しいスナック
さかなのスナック
が仲間入りしました!
豊漁

海と漁業の未来のために。いま私たちができること。

食べないなんてMOTTAINAI

MOTTAINAI モッタイナイおさかな活用計画

おいしいのに、よく知られていないために、
ほとんど流通しない魚がたくさんいます。
モッタイナイおさかな活用計画は、
そのような魚たちに光を当て、その魅力を発信することで、
持続可能な漁業を応援するプロジェクトです。

低流通魚スナックの販売・消費>低流通魚の活用促進>さまざまな課題解決(地域漁業の活性化・過剰漁業の抑制や生態系バランス維持・フードロス削減)>持続可能な漁業の実現

「低流通魚×おやつ」でチャレンジしたいこと

商品紹介

さかなのスナック
“コノシロ”
“香ばし醤油薫る、竜田揚げ味”

第1弾 先輩! カッコいいぜ!
カルシウム378mg
EPA61mg DHA36mg
製品1袋(61g)あたり

コノシロがたっぷり入った、カリッサクッ食感のスナック菓子。うまみの詰まったコノシロの落とし身を生地に練り込み、香ばしい醤油の風味がふわっと広がる竜田揚げ味に仕上げました。

モッタイナイ おさかな図鑑

さかなのスナック コノシロ 商品開発ストーリー 「100年後も続く江戸前漁業」を目指して

江戸前漁業は、今から400年以上前、徳川家康が大阪の佃村から漁師を呼び、江戸湾での漁を許可したことから始まったといわれています。今では、日本を代表する地域の漁業のひとつです。この長い伝統をこれからも大切に守り、豊かな海や漁業を次の世代につなげていきたい――そんな思いを、実際に漁をされている方々からうかがいました。
私たちもその気持ちに共感し、「持続可能な漁業」に少しでも役立てるよう、コノシロを活用した商品を開発しました。今回は、現在の江戸前漁業を支えている海光物産株式会社(千葉県船橋市)の代表・大野和彦さんに、お話をうかがいました。
  • 今日はよろしくお願いします!
    さっそくですが、「江戸前漁業」って今、どんな状況なんですか?

    おやつカンパニーの人
  • 大野代表

    かつての江戸前漁業は、多様な魚介類に恵まれ、江戸の食文化を支えていたんですよ。でも現在は、環境・水質の変化で生態系が変わってしまったり、魚の値段が下がってしまったり、あるいは漁業者の高齢化と後継者不足などで、厳しい状況が続いています。
    それでも、私たちはこの伝統漁業を絶やしたくないと思っています。持続可能な漁業を目指し、環境に配慮した漁法や低流通魚の活用など、次世代へ文化をつなぐ取り組みを続けていますが、それに賛同してくれる漁業者が増えてきているんです。

  • 400年以上の伝統を次世代に引き継いでいくんですね!すごい!
    具体的にはどんな取り組みを行っているのですか?

    おやつカンパニーの人
  • 大野代表

    取り組みといっても、実は漁業者だけでできることは限られているんです。
    持続可能性について大事な要素は、①水産資源②環境生態系③経済性④社会性 です。これら4つすべてが持続可能でなければなりません。私たち自身の努力で成し得ること、例えば産卵期の魚の漁獲は自粛する、幼魚は獲らないなどと、私たちだけでなく周囲を巻き込んで、みんなでやらなければ成し遂げられないことがあります。
    「私たちだけではできないこと」の1つが、消費の部分なんですね。特定の魚種に需要が集中することなく、一年を通してさまざまな魚が消費されるようになれば、海の生態系を維持しやすくなりますし、漁業者の経営も安定します。今回のコノシロの商品化は、まさにこうした目的に沿ったものです。

  • 私たちも、商品を通じて持続可能な漁業を応援したいと思っています!
    ところで、特に今回の「素材」であるコノシロについて、伝えたいことはどのような点ですか?

    おやつカンパニーの人
  • 大野代表

    コノシロという魚は、江戸漁業の歴史を作って来た魚であると同時に、 「江戸前漁業をこれからの100年につないで行く魚」と言っても過言ではないと思っています。他のどんな魚が「江戸前の水は住みにくい」と姿を消してしまっても、コノシロは、大切な資源として私たちの漁業を支えてくれているんです。
    コノシロはコハダの成魚でシンコ、コハダ、ナカヅミ、コノシロと名前の変わる出世魚ですが、食用流通としてはシンコが1番高価でコノシロがもっとも安くなる、言わば「逆出世魚」です。うまみが強い白身魚なのに、あまり食べられていないのはもったいないですよね。
    千葉県はコノシロの漁獲量日本一で、その中でも船橋のまき網がその大半を占めています。東京湾を代表する冬の魚です。漢字も魚偏に冬と書いて鮗(コノシロ)と読むんですよ。

  • おいしいおさかなをスナックにして、みんなで楽しんで、それがさまざまな問題の解決につながったら最高ですよね。私たちも全力で応援します!
    本日はありがとうございました!

    おやつカンパニーの人

おやつカンパニーは、
「さかなの日」の賛同メンバーです。

さかなの日 公式サイト
https://sakananohi.jp